実施校

東京成徳大学中学校・高等学校(東京都北区)

がんの基礎知識と予防の重要性についての授業を実施しました。

1. 医学生による講義

本講義のメインスピーカーである医学生は、がんの予防や正しい情報の重要性について説明しました。

主なポイント

  • がんは誰にでも起こりうる病気だが、免疫が排除することも多い。
  • がん検診は死亡を減らす有効な方法で、正しい理解が必要。
  • HPVワクチンは子宮頸がんの予防に有効。
  • 正しい情報は国や医療機関のサイトから得ることが大切。

生徒の反応

  • 授業後や休み時間にも医学生に積極的に話しかける生徒が多かった。
  • 質疑応答の時間では収まりきらないほど、活発な意見や質問が多く寄せられました。
  • 興味を持って熱心に聞く様子が見られた。

先生の反応

  • 医学生の説明が専門的すぎるのではないかと心配していたが、内容がとても分かりやすく全く問題なかった。
    自身もとても興味深く講義を聞くことができた。

2. がん経験者による体験談

轟さん(がん経験者)が自身の体験を共有しました。

主なポイント

  • 軽い気持ちで受けた検診でステージ3のがんが判明。
  • 検診結果を職場に伝えたところ退職を求められた経験も。
  • 抗がん剤の副作用や後遺症に苦しみつつも、家族の混乱を乗り越える。
  • 患者にとって周囲の理解や支援は大きな支えであり、だからこそ皆さん一人ひとりの理解や支援が大きな力になるのだと伝えた。

生徒の反応

  • がんは自分とは遠い存在だと思っていたが、身近に感じるようになった。
  • 家族として、がん患者とどう接するかを学ぶことができた。
  • 実際の体験談を聞けたことがとても貴重で心に残った。

3. グループディスカッション

生徒とグループディスカッションを行いました。

内容

  • テーマは「身近な人ががんになったとき、あなたはどうする?」
  • 家族や友人ががんになった場合の声かけや接し方について意見を交換。
  • 不安なときの相談先や正しい情報の得方についても話し合った。

生徒の反応

  • 医学生と直接話せたことで、疑問を解消できたのが良かった。
  • 自分の意見を言うことで、がんについてより深く考えられた。
実施校
東京成徳大学中学校・高等学校(東京都北区)
参加学生
日本大学 医学部5年、杏林大学 医学部3年、がん経験者
実施日
2025/6/26
対象
高校1年

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