未来につなぐ がん予防教育の取り組み

当法人では、以下の活動を中心に、がん予防教育を推進しています。

1. 教育プログラムの提供

がんに関する正しい知識を広めるため、小中高校生を対象とした教育プログラムを提供しています。医学生が主体となり、講義やワークショップ、対話型セッションを通じて、がんの予防や早期発見の重要性を伝えます。
専門家の監修を受けた内容で、年齢や理解度に応じたアプローチを心がけ、がんについて正しく学べる機会を創出します。

2. 医学生の育成

将来の医療を担う医学生が、がん医療や患者支援について深く学び、実践的な経験を積める環境を提供します。
専門家による講義や患者さんとの交流を通じ、医学的知識の習得だけでなく、患者に寄り添う姿勢やコミュニケーション能力の向上を目指します。
医学生自身が教育活動に関わることで、社会に貢献しながら成長できる機会を創出します。

3. 教材の開発

がんに関する正しい知識を広めるため、科学的根拠に基づいた教材の開発を行っています。パンフレットや動画教材、スライド資料など、多様な学習ツールを制作し、学校教育や地域イベントで活用できるよう提供します。
医学生が制作に携わることで、学びを深めながら、わかりやすく伝える力を養うことにもつなげています。

医学生とともに広げる がん教育の取り組み

当法人では、医学生によるがん教育を推進するため、以下の取り組みを通じて活動を展開しています。

がん教育に意欲のある医学生を募集し、必要な知識と教育スキルを習得できる研修プログラムを提供しています。
これにより、医学生はがんに関する専門的な知識だけでなく、子どもたちに伝えるための効果的なコミュニケーションスキルや指導力を身につけることができます。

がん教育を希望する学校と医学生を適切にマッチングし、教育現場での効果的な授業が実現するよう調整を行います。医学生と学校が円滑に連携できるよう、日程調整や授業内容のカスタマイズもサポートしています。

医学生が行う授業の準備を全面的にサポートし、必要な教材や視覚的な資料を提供します。
また、授業当日には学校と連携しながら、スムーズな進行を実現するための運営支援を行います。

医学生が地元の学校で活動することで、地域社会とのつながりを深める取り組みも行っています。
大学や医学部が地域社会に開かれた存在となることで、地域全体の健康意識向上に寄与することを目指しています。

成果の共有と継続的な改善

実施したがん教育プログラムの成果を分析し、学校や医学生からのフィードバックをもとに内容を改善しています。
このプロセスを繰り返すことで、より高い効果を発揮する教育プログラムを提供し続けます。

授業実施実績

通し番号実施日対象参加学生(学校名/学年)
12024/1/18中学2年日本医科大学/3年
22024/1/22中学2年東京大学/4年、東京医科大学/3年
32024/2/14中学2年東京大学/5年、東京大学/4年、浜松医科大学/3年
42024/2/16中学2年東京大学/3年、浜松医科大学/4年、浜松医科大学/4年
52024/2/22中学2年東京大学/4年
62024/2/22中学2年東京慈恵会医科大学/6年、東邦大学/4年、聖マリアンナ医科大学/3年
72024/3/1中学2年東京大学/4年、東京大学/2年、日本医科大学/4年
82024/3/7中学2年日本医科大学/5年、北海道大学/3年
92024/3/7中学2年東京大学/5年
102024/3/22高校1年浜松医科大学/4年、浜松医科大学/3年、愛知医科大学/2年、聖マリアンナ医科大学3年
112024/12/4中学2年滋賀医科大学/4年、聖マリアンナ医科大学/4年
122024/12/4中学2年滋賀医科大学/4年、聖マリアンナ医科大学/4年
132024/12/12中学2年滋賀医科大学/4年
142025/1/17中学2年浜松医科大学/5年、滋賀医科大学/4年
152025/2/12中学2年東北大学/1年
162025/2/13中学2年埼玉医科大学/1年、岡山大学/1年(看護学専攻)
172025/2/14中学2年杏林大学/2年、岩手医科/2年
182025/2/28中学2年東京大学/3年、日本医科大学/6年
192025/2/28中学2年近畿大学/2年、愛知医科大学/3年
202025/3/3中学2年佐賀大学/4年、日本医科大学/4年
212025/3/3中学2年近畿大学/2年、がんサバイバー

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